やっぱり、パット・マルティーノですね。
有名なギタリストだったのですが、脳動脈瘤の手術で記憶がゼロになって、そこからカムバックした人です。
撮影が終わった後、彼と一緒に食事しながら雑談している時に「何か最近、忙しくてね〜」みたいな話になった時に彼が「何でキミは忙しいと感じるんだ?」と言われましてね。「私は1944年以来、Busyではあるけど一度もBusyと感じたことはない。なぜなら、常にクリエイトしているからだ。」と言われまして、「恐れ入りました」ってね(笑)。
それ以来、この言葉は僕の金言になってまして、彼の日本ツアー用の時に撮った写真のポスターがリビングにも飾ってあるんです。そして、どんなに小さな仕事でもクリエイト!クリエイト!と思いながら仕事に向かうんですよ。
あとは、マイケル・ブレッカー。
2年前に骨髄異形成症候群で倒れて、今年の1月に亡くなったんです。ビッグネームのミュージシャンが亡くなるのも非常に残念なんですけど、彼とは何度も現場でお会いしてましたし、数回自宅インタビューもしてましたから余計にショックでした。日本だと、スマップやドリカムの吉田美和さんのレコーディングにも参加してた人ですよ。あらゆる音楽にオープンマインドでいい人でね、写真を撮る時も「この前はここで撮ったから」と言って違うポイントを用意してくれる気遣いが素晴らしかったです。
今回もこの本のために取材をしましたので、生前に出版されたことを報告したら彼も
「よかったね」なんて言ってくれたんです。
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