「人種のるつぼ」「民族のサラダボウル」と言われるニューヨークは、もともと新大陸アメリカを目指した移民の玄関口として発展したという歴史的背景があり、移民なしに語ることはできません。ニューヨーク市の人口は約850万人ですが、その約4割をアメリカ以外の国の出身者が占めています。出身国は約170、言語は120。アメリカ人にもおじいさんが移民だったというような移民子孫も多く、今も変わらず世界から集まってくる人々と共に「アメリカであってアメリカではない都市」ニューヨークを形成しています。
ニューヨークの街を歩いていると自然に世界中の言語が耳に入ってきます。街には各国料理のレストランが並び、リトルイタリーやチャイナタウンに代表される外国人街もインド、ドイツ、韓国などの大きなウクライナ、日本の店が並ぶストリートまであります。このようなコミュニティーの存在は、移住してきたばかりで英語やアメリカ生活に不慣れな人の生活を支え、かつ、アメリカ生まれの2世、3世に祖国の文化を伝える役割を果たしています。 |