アメリカ人は一般的に、あらゆる機会にグリーティング・カードを贈ります。アメリカではいたるところでカードが販売されています。
グリーティング・カードとは、グリーティングするカード、つまり挨拶カードのことです。最大のイベントであるクリスマスを始めとして「誕生日」「結婚祝い」「バレンタイン」「父の日」「母の日」「出産祝い」「お見舞い」「入学祝い」「卒業祝い」といったバラエティーに富んだカードがあります。カードの内容は非常に細かな状況まで設定されて販売されているのも特徴的です。例えば「バースデー・カード」といっても、年齢、送る相手(夫、妻、娘、息子、義理の娘・息子、祖父母など)、送り手(息子、娘、義理の息子、名づけ親、義理の母など)というように分類されて棚に並んでいるはずです。ですから、「義理の姉夫婦から」「義理の妹の」「5歳の」「男の子の」「誕生日祝い」という複雑な(?)状況のカードまで見つかることもあります。
季節のものでは「感謝祭」「イースター」などのアメリカの一般的なものから、多人種・多文化が共存するアメリカならではのカードも沢山あります。ユダヤ人のハヌカはもちろん、日本風な年賀状、中国系向けの旧正月カードも販売されていることがあり、最近の漢字ブームで「和」などと書かれたカードが並んでいることも珍しくなくなりました。
誰かが亡くなったときには "Sympathy" と書かれたカード、また、病気で入院している人には
"Get Well" のカードなどを贈ります。
いろいろなシチュエーションで使えるものと言えば、やはり "Thank You"(サンキュー・カード)です。パーティーや食事のお礼を言うとき、お祝いをもらったときなど、なにかお世話になったりしたときに使えます。また、就職希望先で面接してもらったときも、このカードで自分のことをリマインドさせるというのも欠かせません。
グリーティング・カードはバラエティが豊富で、しかも中身の文章もさまざまです。例えば、同じ結婚祝いでも、"Happy
Wedding" と書かれているカードは結婚祝い全般に使えますが、"Wedding Shower"
とあれば、ブライダルシャワーのときに渡すものになります。 その状況によく合った文章のカードを選ぶように注意しましょう。 |