アイシーニューヨークロゴ 週末の過ごし方

オーガニックな野菜も多数揃えたこちらのお店は、Sage(セージ)やStringing Nettles(イラクサ)などなかなか手に入らない野菜や香草、野草が売られていて、ピーターのお気に入り。
※ 季節によって取り扱いの野菜やハーブ類は随時変わります。
セージが茎ごと手に入るのは珍しいから僕も購入したよ。
調理法は、サッと炒めて塩、胡椒するだけで美味しい。また、「Stringing Nettles」はポテトと一緒に煮てスープにすることが多いね。素材が良いとシンプルな調理法が一番だよ。

ほとんどの農場がNYの郊外にある中、唯一マンハッタンのすぐ隣にあるクイーンズ地区から参加しているお店。かわいらしい赤のテントと車が目印です。
品物は多くありませんが、新鮮な旬の野菜はもちろんのこと、珍しい野菜やハーブ類も売られています。 その他、フリーレンジ(放し飼い)の鶏卵も販売されていています。

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 http://www.queensfarm.org



この農場では近くにファームミュージアムもあり、結婚式が出来る場所もあって、 僕はそこでケータリングの仕事をしたこともあるよ。

加熱処理をしない牛乳(ローミルク/raw milk)を使って、伝統的な製法で作られたチーズを数種類販売しており、希望の大きさにスライスして販売してくれるのが嬉しい。試食も可能です。

今回売られていたのは、CACIOTTA(カチョッタ/Pound $18)、Pecorino Fresco(ペコリーノ・フレスコ/Pound $22)、Ricotta(リコッタチーズ)でした。

CACIOTTAは牛のミルクから作られており、風味も穏やかでマイルドな味わい。一般的にはフレッシュタイプと熟成タイプがあるようですが、こちらのお店では、熟成タイプが売られていました。Pecorino Frescoは羊のミルクから作られており、マイルドな味わいの羊乳独特の甘みを楽しめます。どちらもそのままテーブルチーズとして食べるのが最適です。

加熱処理していないローミルクは、酵素や乳酸菌が生きています。酵素や乳酸菌は消化を促進する作用があるため、体に負担がかかりにくいといわれています。また乳酸菌や酵素が生きていると発酵はしても腐りにくく、風味が豊かという利点もあります。

チェダーチーズの専門店。チーズは全て試食できます。
種類が豊富で、プレーンタイプ、スモークタイプ、ホットペッパー、ガーリック&チャイブのフレーバーがあり、全て6ドル。殺菌していないミルクを使って、保存料などを一切使わずに作られおり、冷蔵庫で約2週間保存できます。

お店のスタッフお勧めの食べ方は、生のままおつまみとして、又はサンドウィッチに挟んで食べるのが一番だそうですが、溶かして食べたいのであれば、パンと一緒にトーストしたり、ハンバーガーに挟んで食べる方法もあるようです。チーズのほかにサラミやピクルスも販売しています。

NY州南東部の島であるロングアイランド近郊の海から捕れた魚や貝類だけを売るお店。
地元の魚を食べられる良さは、なんと言っても新鮮であるということ。日本に比べると美味しい魚はなかなか買えませんが、こちらのファーマーズマーケットの魚はピーターだけでなく他のシェフもお勧めしていました。この日は、あんこうやほたて、貝類が並んでいましたが、品揃えはその日によって違います。季節の魚が一目瞭然な地元の魚屋さんです。

近海の魚は、脂分ののった遠海の魚に比べ脂分の少ない分、ダイオキシンなどの蓄積量が少ないと言われています。遠海の魚は、少量だとしても汚染された小魚を食べるため、その食物連鎖からダイオキシンや水銀などの蓄積量が高いと言われています。マグロに水銀が多く含まれていると言われているのも、その理由からです。

NY州にある果樹園が収穫から製造まで、全て手作業で行っているアップルジュースから作られたサイダーとワインを販売しています。 それぞれ違う種類のりんごを使って作られたサイダーは3種類。お値段は12〜14ドルで、さっぱりと飲みやすく、食事と一緒に楽しめる飲み口です。アメリカで古くから飲まれてきた伝統ある飲み物なので、お土産にもお勧めです!

ピーチとアップルで作られた「Peach Apple ($12)」は、甘くピーチのフレーバーがふわっと香るワイン。凍結したりんごから作られたデザートワイン「Essence ($22)」は、りんごの甘みが濃縮されており、濃厚で上品な甘みが楽しめます。全て試飲できるので、それぞれのサイダーやワインがどんなお料理に合うのか、説明されたカードを見ながら、飲み比べてみましょう。

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 http://www.evescidery.com/index.htm

通常、ユニオンスクエアマーケットで売られている「アップルサイダー」とは濾過していないアップルジュースのことを指しますが、こちらで売られているのはアップルのワイン。飲み口は軽やかですが、アルコール度数10%と立派なお酒です。  


3個で1ドル、20個で5ドルと少量から安く購入できるプリツェッエル。美味しさと質にこだわるため、今でもハンドメイド、ハンドロールで作られています。必ず試食させてくれます。壊れやすいですが、お土産にもお勧め。

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 http://www.martinspretzels.com/

ハンドメイドのジャムやチャツネ(果物又は野菜と酢、砂糖、スパイスで作る薬味)の専門店。
ベリー類やアプリコットなど王道ジャムはもちろん、ピーチ&ジンジャーといった独特な組み合わせや、ルバーブ&ストロベリーといったアメリカならではのフレーバーなど選択肢が豊富です。そのほか、砂糖なしのアプリコットやりんごのスプレッドもあります。 キュートなギフトボックスも一緒に購入できるので、お土産にもお勧めです。

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  http://www.bethsfarmkitchen.com/

NYの郊外にある酪農家。100%ブラックアンガス種の牛を飼育し、その牛肉や加工食品を販売しています。お店のスタッフによると、ブラックアンガス種は、その他の牛種に比べて、筋肉や脂肪分の質が良く、風味が良いそうです。

穀物やホルモン、抗生物質は一切与えず、夏は牧草、冬はその牧草を乾燥させたものを食べて育てられています。また、室内だけでなく野外へのアクセスもあるため、太陽にあたって牧草を食べることにより、ベータカロチンやオメガ3、ビタミンEが豊富なことが特徴です。

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  http://www.grazinangusacres.com/


地球上には現在13億頭もの牛が飼育されていると言われています。1頭の牛を穀物で育てた場合、500キロの体重になるまでに1200キロの穀物を必要とし、これは世界中の穀物生産の1/3にあたると言われています。この地球では、人間を飢えさせないだけの十分な穀物の収穫があります。しかし、穀物の全収穫の1/3を家畜の飼料にしてしまうために、経済力の弱い国の人々は、十分な穀物を手に入れることができず、飢餓になることになります。 このことから、牧草で育てられた肉牛を選択するということは、地球環境のみならず、発展途上国の人々の為にもなると考えられるのです。

ピーターがお勧めするこちらのお店は、ソーセージやハム、ベーコンを販売。しっとりした肉厚の味わい深い味がでる品種の豚に、穀物・野菜・フルーツや草を与え、抗生物質や動物性のものを与えずに飼育しています。また、飼育小屋に隙間なくつめこむようなことはせず、それぞれの豚に十分なスペースを与え、太陽や新鮮や空気にあたれるように外部へのアクセスがある小屋で飼育されています。

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  http://www.flyingpigsfarm.com

こちらのお店で使われている豚の種類は、飼育している酪農家の少ない「グロスターシャーオールドスポット」 と 「タムワーナー」という、珍しい品種の豚です。その肉質が良いという理由だけでなく、品種改良が進み、アメリカに元々あった豚の品種がどんどん絶命していくことを危惧し、あえてこの珍しい品種の豚を飼育しているそうです。酪農家がこだわりを持って大切に、ストレスのない環境で育てられた豚から加工品が作られているのです。オーガニックやフリーレンジなどの、安全な食べ物を選択していくことも大切ですね。
僕は夏にハンプトンで休暇を過ごすファミリーの為に、料理をするパーソナルシェフの仕事をしているけれど、こちらのお店はネットでもオーダーできるので、この夏は利用出来るから嬉しいよ。

NYで初めてワイルドイースト(天然酵母)を使って焼いたパンを販売し、ニューヨークの人々に長く愛されているパン屋さん。イーストだけでなく、材料にもこだわっており、全ての材料は、地元の農家によって作られたものを使っています。また、オーガニックの小麦粉や穀物を使用し、スペルトフラワー(※1)を使ったパンも取り扱っています。

お店のスタッフによると、ハードタイプの売れ筋は、「PEASANT COUNTRY WHITE ($4.25)」と「ORGANIC SOUR RYE WITH CARAWAY SEEDS ($4.25)」で、食事と一緒に、サンドウィッチとしても楽しめるパンです。また、ハードタイプのブレッドだけでなく、クロワッサン、マフィン、スコーンやクッキーなども取り揃えており、種類の豊富さでもピカイチです。
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  http://www.breadalone.com/


天然酵母の良さは、パンが腐りにくく、食べたときの消化もいいということが上げられます。
家計にも身体にも優しいんですね。

※1)スペルトとは、普通小麦の古代種。アレルギーを起こしにくく、普通小麦より多くのタンパク質、アミノ酸、ビタミンB、ミネラルを含んでいます。

Peter BerleyPeter Berley
料理本の執筆、料理学校の講師、マンハッタンの老舗ベジタリアンレストラン「アンジェリカ キッチン」で料理長も勤め、
現在はプライベートシェフとして活躍するシェフ。継続的にローカルフードを供給するシステムがいかに確立されていくのか、またアメリカの家庭料理が今後どうなっていくのかが彼の関心事。

彼の料理本は3冊出版されており、彼の最初の本「The Modern Vegetarian Kitchen」は、 James Beard Foundationの料理部門とTHE IACP COOKBOOK AWARDで賞も取っている。 他の著書は「Fresh Food Fast」「The Flexitarian Table」。 マンハッタンにある料理学校 Institute of Culinary Education や The Natural Gourmet Institute の講師。
土井あす子 (記事/写真) 
日本でレストランの企画コンサルタント、ケーキの企画会社に勤務後、渡米。
The Natural Gourmet Instituteのシェフトレーニングクラスを修了。ブログでNYのヘルシーなレストランや情報、レシピなど更新中。